株式会社 大澤ローヤル
明治12年(1879年)創業
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File & Binderファイル・バインダー

ファイルとバインダーの違い

ファイル「ファイル」とは記入済み・印刷済みの文書(伝票・カタログ・書類など)を綴じ(又は挟む)込んで、整理・保管することができる表紙のことを指します。

バインダー「バインダー」とは未記入のものを綴じ込み、記入できるものの表紙を指します。
要するに、綴じ込む内容と、綴じ込む用途によって「ファイル」と「バインダー」が使い分けれれています。

基本的な規格

「ファイル」「バインダー」には縦型・横型、本型・チョウ型など色々な呼び方がありました。
その為、混同されたり間違ったりすることがあったので、不便を解消するために国際的な呼び方に統一することをFBA(FileBinderAssociation)が提唱し、JIS S 5505(フラットファイル)で規定されています。
サイズを書く場合は、綴じる側を先に書くのが国際的な慣行です。

S型「S型(Side openingの略)」は、
 綴じる(又は挟む)部分が長い辺にあるものを指します。

E型「E型(End openingの略)」は、
 綴じる(又は挟む)部分が短い辺にあるものを指します。

綴じ穴の間隔

綴じ穴については2穴(事務用あなあけ器 JIS S 6041)、多穴(帳票の設計基準 JIS Z 8303)で次のように規定しています。

2穴
2穴(JIS S 6041)
  • 穴の直径は6±0.5㎜
  • 穴の中心から中心までの間隔は80±0.5㎜
  • 紙の端から穴の中心まで12±1㎜
  • 穴は紙の中央線に対して対称の位置に置く。
多穴
多穴(JIS Z 8303)
  • 穴の直径は6±0.5㎜
  • 穴の中心から中心までの間隔は9.5±1.0㎜
  • 紙の端から穴の中心まで6.5±0.5㎜
  • 穴は紙の中央線に対して対称の位置に置く。