ファイルとバインダーの違い
「ファイル」とは記入済み・印刷済みの文書(伝票・カタログ・書類など)を綴じ(又は挟む)込んで、整理・保管することができる表紙のことを指します。
「バインダー」とは未記入のものを綴じ込み、記入できるものの表紙を指します。
要するに、綴じ込む内容と、綴じ込む用途によって「ファイル」と「バインダー」が使い分けれれています。
基本的な規格
「ファイル」「バインダー」には縦型・横型、本型・チョウ型など色々な呼び方がありました。
その為、混同されたり間違ったりすることがあったので、不便を解消するために国際的な呼び方に統一することをFBA(FileBinderAssociation)が提唱し、JIS S 5505(フラットファイル)で規定されています。
サイズを書く場合は、綴じる側を先に書くのが国際的な慣行です。
「S型(Side openingの略)」は、
綴じる(又は挟む)部分が長い辺にあるものを指します。
「E型(End openingの略)」は、
綴じる(又は挟む)部分が短い辺にあるものを指します。
綴じ穴の間隔
綴じ穴については2穴(事務用あなあけ器 JIS S 6041)、多穴(帳票の設計基準 JIS Z 8303)で次のように規定しています。